2022年5月5日 11:45
MISIA、愛と平和の願いを込めた『CANDLE NIGHT LIVE』に加藤登紀子、清水ミチコらがゲスト出演
ずっと昔の人が井戸を掘ってくれたんだろう。そして今自分の体を温めている火は自分が灯した火ではない。ずっと前に灯してくれた火がここにある。だからフォークソングというのは歌い継いでいくものなんだということを言った人なんです。」
ステージには灯された無数のキャンドルの灯りがくっきりと目に映えるようになっている。和訳された歌詞による「花はどこへいった」を丁寧に歌う加藤とMISIA、そしてその歌声に耳を傾けているオーディエンスの目には“戦争のない未来”がはっきりと映っていたはずだ。まるで目の前で灯るキャンドルのように。割れんばかりの拍手で加藤を送り出した後、MISIAはこう言った。
「キャンドルの灯りが消えても誰かから分けてもらえる。
キャンドルの光は広がっていく。そんなふうに私たちの願いがもっともっと広がっていけばいいなと思います。」世界の全ての人の毎日が明るく輝きますようにという祈りを込めた「One day, One life」、続けて「Candle Of Life」で本編を終えた。
矢野顕子書き下ろしの未発表新曲を初披露
アンコールでバンドに続いて登場したのは清水ミチコ。これまでも何度もステージやラジオなどでMISIAと共演してきたことは知られているが、今回は「おはなしゆびさん」