桂ざこば師匠との思い出トークも飛び出した『桂二葉チャレンジ!! SECOND SERIES 2』レポート
続いて二席目は、ゲストの五街道雲助師匠。二葉さんの話になり、今日が初対面とのことで袖で高座を観ていたそうで、師匠から「大変、魅力的」との褒め言葉が飛び出した。その流れで雲助師匠が口演したのは『お菊の皿』。怪談話『皿屋敷』を下敷きにした滑稽噺だ。思わず聴き惚れてしまうような声色、そして圧巻の話運びで会場を爆笑の渦に飲み込んだ。
仲入りを経て、ふたたび二葉さんが登場。高座にかけたのは『子は鎹』。実は本公演の冒頭、ざこば師匠との思い出として話していたネタだ。ざこば師匠が『子は鎹』を口演していた際に話が飛んでしまい、袖にいた二葉さんが助けに入ったが、二葉さんも話が飛んでしまい、ふたりして恥をかいてしまったそう。『桂二葉チャレンジ』では、2度目の口演となるが、今回はざこば師匠に捧げる一席となった。
最後は二葉さん、雲助師匠揃ってのトークコーナー。雲助師匠が、若い頃は月に5本くらいネタ下ろしをしていたが、「こんな大々的にネタ下ろしをやるなんて大変」「よくやるね」と、労をねぎらった。
そこから今度は、二葉さんが「国会議員の前で、『死神』やったって本当ですか?」と雲助師匠に質問。
師匠によると、国会内で議員を前にして、金に目がくらんだ男が命を落とす噺である『死神』を口演。