くらし情報『早乙女太一×倉科カナが戦乱の世に翻弄される夫婦役に、赤堀雅秋演出版『蜘蛛巣城』キャスト発表』

2022年8月31日 15:10

早乙女太一×倉科カナが戦乱の世に翻弄される夫婦役に、赤堀雅秋演出版『蜘蛛巣城』キャスト発表

またKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉で上演後、2023年3月中旬から下旬にかけて兵庫、大阪、山形と巡演する予定だ。

■赤堀雅秋(上演台本・演出)コメント
まずこの作品の演出の依頼を受けた時、「何故、今この作品を現在の観客に提示するのか」という事を考えました。もちろんエンターテインメントとして単純に喜んでいただくというのは大前提として。
『蜘蛛巣城』といえば、言わずもがなシェイクスピア『マクベス』を原案とした黒澤明監督の映画作品。その主人公は三船敏郎。今回の舞台版『蜘蛛巣城』はそれとはまったく印象の違う早乙女太一が主人公を演じます。そしてその妻は倉科カナ。若い夫婦が戦乱の世に翻弄される顛末。
歴史に織田信長が登場する直前の混沌の世。下剋上の世。
それでも人間の心の在り方は何も変わりがありません。戦乱の世は、決して二次元の世界ではなく、我々と地続きにある現実的な世界。その生々しい痛み、愚かさ、そして愛しさを、舞台という生々しい空間で感じ取っていただけたら幸いです。

■齋藤雅文(脚本・上演台本)コメント
黒澤監督の「蜘蛛巣城」は、『マクベス』を日本の戦国時代に翻案し、能の手法、美意識を大胆に取り入れた映像美溢れる傑作です。

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