くらし情報『『津田青楓 図案と、時代と、』渋谷区立松濤美術館で開催中 明治、大正時代の革新的な「図案」の世界を紹介』

『津田青楓 図案と、時代と、』渋谷区立松濤美術館で開催中 明治、大正時代の革新的な「図案」の世界を紹介

『津田青楓 図案と、時代と、』渋谷区立松濤美術館で開催中 明治、大正時代の革新的な「図案」の世界を紹介

津田青楓(装幀)森田草平『十字街』春陽堂 大正元年(1912)12月新宿区立漱石山房記念館蔵
『津田青楓 図案と、時代と、』渋谷区立松濤美術館で開催中 明治、大正時代の革新的な「図案」の世界を紹介

津田青楓装幀図案鈴木三重吉『櫛』大正前期県立神奈川文学館 (C)Rieko Takahashi
工芸の中心地として長らく栄えていたものの、幕末の動乱、明治維新、遷都と大きな打撃を受けた京都。混迷する京都の工芸界を立ち直らせるため、産業や工芸の近代化が積極的に進められ、画家たちも図案制作に携わるようになっていく。

『津田青楓 図案と、時代と、』渋谷区立松濤美術館で開催中 明治、大正時代の革新的な「図案」の世界を紹介

左:岸竹堂(下絵)《縮緬地波に雲龍文様型友禅染裂》明治12年(1879) 株式会社千總蔵中:岸竹堂(下絵)《縮緬地萩の玉川文様型友禅染裂》明治16年(1883) 株式会社千總蔵 右:今尾景年(下絵)《縮緬地几帳に鷹文様型友禅染裂》明治24年(1891) 株式会社千總蔵
第2章「青楓と京都図案」では、画家たちが積極的に京都の地で図案制作を行っていた過程をたどる。

青楓は図案の研究会「小美術会」を結成。多色刷り図案を多数掲載した機関誌『小美術』を発行し、図案の世界を盛り上げようと画策する。しかし、自身の徴兵や部数の伸び悩みなどから6号で廃刊となってしまった。


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左:西川一草亭 『小美術図譜』より「皐月百合」

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