妙義ステージが5年ぶりに復活!3ステージで開催「山人音楽祭」 初日公演最速レポート
来年もぜひ妙義STAGEで開催してほしい!と多くの人が思ったことだろう。
プッシュプルポット
16:30〜榛名STAGE
「一緒に遊ぼうぜ!」と元気に呼びかけたのは、『山人音楽祭』初登場の石川県金沢市発のプッシュプルポット。「ジャンプできるか」とまずはビートに乗せてしっかりとフロアを温めると、陽性のロックチューン『Fine!!』で早くも観客の笑顔を広げていく。2コーラス目には一緒に歌えるようなキャッチーなメロディと、メンバーの大合唱で明るさを増していく歌、そして晴れやかなバンド・アンサンブルを持ったプッシュプルポットの曲。親しみやすさ抜群だ。G-FREAK FACTORYとは2年前にイベントで一緒になったことがあったが、そのときはしゃべっていなかったと語る山口大貴(vo/g)。そして茂木になぜ山人に呼んでもらえたのか聞いたところ「俺がいちファンだから」という答えをもらったという。じつにシンプル。
だがものの数分で初見の人を味方につけていくこのライブを見れば、そんな単純明快な思いが湧くのも当然だろう。一方では山口にとって大事な曲だという『13歳の夜』を噛み締めるように歌う、緩急のあるステージも魅力だ。