妙義ステージが5年ぶりに復活!3ステージで開催「山人音楽祭」 初日公演最速レポート
「山人に馴染んできたぜ、俺たち。来年も期待大だね」と目を見合わせた4人。初登場にして、ライブバンドとして確実に手応えを掴んだようだ。
ザ・クロマニヨンズ
17:00〜赤城STAGE
ここで、観客だけでなく出演者も憧れるレジェンドバンド、ザ・クロマニヨンズが登場。ライブは、甲本ヒロト(vo)の「オーライ、ロックンロール!」という掛け声からスタートした。まずは『クロマニヨン・ストンプ』を筆頭に、一気に4曲。「クロマニヨンズ、おんなじような曲ばっかりよ。どれ聴いても楽しいよ」とは甲本の言葉だが、エネルギッシュかつストレートなパンクサウンドが、この場に集まるバンドラバーに、原始的快楽と清々しい高揚をもたらしている。
楽曲同様、「みんなは自由でどこにでも行けるのに、ここに来てくれてありがとう!そして僕らもここを選びました。最後まで楽しんでいきましょう」というMCも、シンプルだが深みがあり印象的だった。久々のライブだと話していたメンバーが笑顔で演奏するなか、観客もまた、まっさらな心で音楽を楽しんでいて、甲本は「素晴らしい、素晴らしい」と頷いている。終始爽やかなムードに満ちたライブで、終演後、次のステージに向かう足取りも自然と軽くなった。