妙義ステージが5年ぶりに復活!3ステージで開催「山人音楽祭」 初日公演最速レポート
「やってまいりました〜。1階席〜、アリーナ〜、2階席〜 楽しんでいってちょうだい」とお茶目に挨拶をしつつ、『シルブプレ』でノイズをほとばしらせ、『ジジイ is waiting for my reaction』で中指を立てる。
そして、その爆音に感電し放心する観客を残し、疾風怒濤のステージを終えた。
上州弾語組合
13:00〜妙義STAGE
三味線、エレキ・ギター、アコースティック・ギター、カホンを擁する男女6人組、上州弾語組合はインスト『梅音』で幕を開けた。「高校生の頃からG-FREAK FACTORYを観て育った」とメンバーが告げた後は『いのり』へ。オーガニックな音色を響かせ、柔らかな男性ボーカルも胸に沁み込んでくる。『ふわふわ』では女性ボーカルにスイッチし、ソウルフルかつ透明度の声色に観客はクラップで楽曲に参加していた。それから自分の内面と向き合ったという『トゥーレイト』をプレイ。
男女ボーカル/コーラスの魅力を活かしながら、どこまでもアコースティックの質感を大事にした曲調は素晴らしい限りだ。後半は繊細な歌心で迫る『うたうたう』を経て、「(上州弾語組合は)コロナ禍に茂木さんが言い出しっぺで始まった」