ホームの後押しを受け、決勝進出なるか? 絶好調・浦和レッズに死角なし!
32分関根が左サイドから中へ切り込んでのドリブルからパスを放ると松尾はスルー、ボックス手前で受けたモーベルグがトラップでコースを作り左足を振り抜き三度目の正直で先制。42分にはボランチ岩尾憲の左CKをニアのCB岩波拓也がヘッドでスラし、前半の内に2-0とした。浦和は後半もゴールへの積極性を失わない。60分関根が中へ切り込んでからのミドルシュートは相手GKに阻まれたが、65分ボランチ伊藤敦樹のパスカットから自ら持ち上がりボックス手前で横パス、ボールを受けた小泉が左足でのコントロールショットを決めれば、72分伊藤の横パスから途中出場の江坂任がダイレクトで縦へ、同じく途中出場の明本考浩が力強い左をひと振り。83分にも江坂のスルーパスにユンカーが抜け出しながら、ラストパスを選択し得点に結びつかなかったが、高い技術を披露。浦和が4-0の快勝で4強入りを決めたのだった。
一方の全北現代は8月18日に同じ韓国勢の大邱FCとラウンド16で対戦。試合は全北ペースで進み、後半早々にFWソン・ミンキュが右ボレーでGKの股下を射抜き先制すると、10分後ロングパスをクリアしようとした全北DFが空振り、FWゼッカに股下シュートを決め返された。