2024年2月15日 12:00
安藤サクラ『マティス展』との“不思議な縁”を語る 「ロザリオ礼拝堂は心躍る、忘れられない場所」
20世紀美術を代表する画家のひとり、アンリ・マティス。彼が晩年に取り組んだ「切り紙絵」に焦点を当てた展覧会『マティス自由なフォルム』が2月14日(水) に国立新美術館にて開幕。これに先立ち、13日(火)、同展の公式アンバサダーおよび音声ガイドナビゲーターを務める俳優の安藤サクラが会場を訪れた。
マティスはもともと一番好きな芸術家だったという安藤だが、今回のアンバサダー就任に関しては「不思議なご縁を感じている」とのこと。
「昨年、『カンヌ国際映画祭』でフランスに行くことになったとき、友だちから「ニースはすごくステキな場所だしマティスが生活していたっていうことを感じられるから、マティスが好きならおすすめ」と言われて、じゃあニースにも滞在しようって話をしていたまさにそのときに、このアンバサダーのお話を頂いたんです。その後、実際にカンヌからニースへ行き、マティス美術館やロザリオ礼拝堂にも行くことができたので、勝手にご縁を感じています」
今回の展覧会には、マティスが後半生を過ごしたニースにあるニース市マティス美術館の全面協力により、マティスが70代から本格的に取り組んだ切り紙絵の作品を中心に同館の珠玉のコレクションが来日。