くらし情報『会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中』

2022年2月10日 12:00

会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

大小島真木《綻びの螺旋》2021


アマビエを「イメージの力」と置き換えて、コロナ禍を生きるアーティストたちが創造する「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」。2020年11月から会田誠、鴻池朋子、川島秀明、荒神明香、大岩オスカール、大小島真木の順にリレー形式で展示が行われてきた。角川武蔵野ミュージアム4階エディットアンドアートギャラリーでは、その集大成として、展覧会『コロナ禍とアマビエ6人の現代アーティストが「今」を考える』が開催中だ。大きな本の中を歩くような空間構成で、各作家たちがこの約1年で考えたことを含む言葉とともに作品が展示されている。


会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

荒神明香《reflectwo》2006/2021
内覧会には大小島真木と川島秀明が登場した。2階フロアには、大小島が自らの手で描き、昨年発表した巨大インスタレーション《綻びの螺旋》を引き続き展示。『ヒューマン』という言葉がラテン語のフムス(腐植土)を語源とすることから、人間も土に還るというイメージを持って描いている。今回は新作として、AIを用いたアニメーションの自動生成によるキメラたちの群像を発表。「動植物を食べ、排泄する〈私〉は、どこからどこまでが〈私〉となのか。〈私〉というものは存在せず、〈私〉以外の他種との関係性の中で常に変わっていく生存の現象である。

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