くらし情報『会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中』

2022年2月10日 12:00

会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

関係には良い絡まりあいも悪い絡まりあいもあって、その良し悪しは見方によっても変わる」ということを表現している。

会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

大小島真木《Re-forming〈I〉》2021
一方、比叡山延暦寺で仏道修行した経験を持つ川島秀明は、昨年、絵画《SHI》(下の写真中央)を発表。今回は四季を表す新作4点と旧作も併せて展示されている。当初からコロナ禍における世間の反応に違和を感じており、父の死などについて綴りながら「死別は関係の断絶ではなく変化だ」という諸行無常の教えを示している。


会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

川島秀明《SHI》(2021)など展示風景
また、会田誠は、昨年発表した《疫病退散アマビエの図》ほか、コロナ禍の今だからこそ見え方が変わる《一人で酒を飲め》などの旧作を展示。毒気のあるユーモアが効いている。架空の首相が鎖国などの荒唐無稽な提案をする映像《国際会議で演説をする日本の総理大臣と名乗る男のビデオ》は水際対策に重なる。

会田誠、鴻池朋子ら6人のアーティストが参加した「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」 その集大成となる展覧会が角川武蔵野ミュージアムで開催中

会田誠《一人で酒を飲め》(左)2013、《灰色の山》(右)2009-2011
大岩オスカールの旧作では、ARアプリを用いて絵画の中に入るような体験ができる。2階には昨年発表した大型壁画《太陽と10匹の妖怪》も展示されている。

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