2024年3月25日 20:40
尾上松也、シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』“ならでは”の楽しみ方を伝授
尾上松也
自身が演じる三日月宗近は、シリーズ屈指の人気キャラクターであり「どのように歌舞伎に落とし込めるか、そして歌舞伎でしかできない表現を目指した」。今回は、「シネマ歌舞伎」としての上映で「普段は見られないアングルで、観客席からは分かりにくい部分、ディテールにこだわった部分を、クローズアップで注目していただき、新たな『月刀剣縁桐』を見ていただければ」と映画館“ならでは”の楽しみ方を伝授した。
尾上右近
足利義輝/小狐丸の二役を勤める右近は、「義輝は、宗近の初めての主人ですし、時代を旅する運命共同体」と語り、「僕と、僕をいつも助けてくれる松也さんとの関係性に重なるものがあった。音楽もすごく素敵で、歌舞伎ではあまりないことですが(笑)、お稽古中に音楽で泣いちゃう」と役柄に感情移入していた。
鷹之資は当初『刀剣乱舞』のビジュアルに触れた際、「スラッとした人たちがたくさんで、『僕の身長で大丈夫か?』と思った」と戸惑いがあったことを告白。ただ、「ファンの皆さんからは『背が低めのキャラクターだから大丈夫』と言っていただいた(笑)」といい、「久直も同田貫も、愚直で実直なキャラクターなので、ものすごく愛着が湧き、忘れられない二役に。