くらし情報『『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に』

2022年9月15日 18:00

『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

泉屋博古館東京


住友家の15代当主、住友春翠が蒐集した多種多様な美術品を所蔵し、京都と東京の2館で公開している泉屋博古館。東京館のリニューアルオープン記念展第3弾として、9月10日(土)に開幕した『古美術逍遙―東洋へのまなざし』では、古くは中国の前漢時代(紀元前2世紀)から江戸時代(19世紀)の作品まで、住友コレクションを代表する東アジア地域の美術品が集結。国宝2件、重要文化財10件、重要美術品8件を含む計79点が、「中国絵画」「仏教美術」「日本美術」「文房具と煎茶」という4つのテーマに分けて展示されている。

特に明から清時代にかけての名画を多数所蔵し、世界的にも名高い住友コレクションの「中国絵画」は、住友春翠と長男の寛一によって二代がかりで蒐集されたもの。寛一は伝統に縛られない個性的な画風の作品を、春翠は型破りなものではなく気品のある作品を好んで集めたという。


『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

石濤《廬山観瀑図》重要文化財清時代(17-18世紀)
第1展示室「中国絵画」では、明から清へと変わる激動の時代において、明に忠義を尽くし、苦境のなかで新しい表現を切り拓いた石濤(せきとう)、八大山人(はちだいさんじん)、漸江(ぜんこう)

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