くらし情報『『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に』

2022年9月15日 18:00

『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

会場では、遠州が御水尾天皇の行幸に際した二条城の普請にたずさわったことにちなみ、《二条城行幸図屏風》をバックに《小井戸茶碗 銘 六地蔵》を鑑賞できるようになっている。

『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

第3展示室展示風景より
『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

《小井戸茶碗 銘 六地蔵》朝鮮時代16世紀
『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

《二条城行幸図屏風》江戸時代17世紀
本章では、ほかにも、実際の茶会で取り合わされた茶道具のほか、閻次平作と伝わる国宝《秋野牧牛図》や伊藤若冲《海棠目白図》、《佐竹本三十六歌仙絵切 源信明》など、書画の名品の数々が展示されている。


『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

国宝伝 閻次平《秋野牧牛図》南宋時代13世紀
『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

伊藤若冲《海棠目白図》江戸時代18世紀
『古美術逍遙―東洋へのまなざし』泉屋博古館東京で開幕 国宝2件を含む同館の東洋美術コレクションが一堂に

詞:伝藤原良経絵:伝藤原信実《佐竹本三十六歌仙絵切 源信明》鎌倉時代13世紀
第4展示室は「文房具と煎茶」。ここでいう文房具とは、中国の文人の書斎(文房)に備えられた道具を指す。文房に清らかな美しさを求めた中国の文人たちは、書画の道具や瓶花、青銅器、煎茶などを文房に取り入れ、友との清談を楽しんだという。本章では、中国の文人や彼らにあこがれた日本の人々が催した煎茶会のしつらえをイメージした展示から、かつて文房という空間でどのような芸術が鑑賞されていたのかを紹介。

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