2022年11月10日 13:00
「活気があって、明るくて、みんながのびのびやってます」柚希礼音×美弥るりか『BERBER RENDEZVOUS(ベルベル・ランデヴー)』
撮影:近藤誠二
演出家・小林香が創造する、独自のセンスと美意識が溢れる人気の舞台SHOW-ismシリーズ。その最新作『BERBER RENDEZVOUS(ベルベル・ランデヴー)』が11月20日に開幕する。
サハラ砂漠にポツンと立つスタジオを舞台に、女性キャストのみで繰り広げる本作について、宝塚歌劇星組で共に過ごして以来、久しぶりに共演する柚希礼音と美弥るりかに話を聞いた。
個性豊かな女性たちが映画を撮る「ストーリーがあるショー」
――お稽古も始まって、どんな作品になりそうですか?
柚希「SHOW-ism」ってショーをひたすらみせるだけではなくて、「ストーリーがあるショー」というところが、観てくださる方には面白いと思います。私は普段はなかなかやる機会がないようなアクションがあったり、男役にも挑戦しているのですが、おもしろい、かっこいいものになればいいなと思っています。それに、女性へのメッセージを感じる、パワーをもらう作品で、ショーの中には、女性の権利が現在とは違っていた時代の映画に登場するいろいろなヒロインを、今の時代の映画のヒロインたちが「もっと強く生きよう!」というように元気づけるような場面もあるんですよ。