2022年11月10日 13:00
「活気があって、明るくて、みんながのびのびやってます」柚希礼音×美弥るりか『BERBER RENDEZVOUS(ベルベル・ランデヴー)』
、そんな感じなのかなと思っていたんですけど、「あ、違うんだな」って。ベラッジョにもハロッズと同じくらい映画に対する熱い想いがあって。「失敗したのはハロッズのせいだ」と思っているくらい実は強いんですよ、ベラッジョも。
美弥お互いにそうだと思ってますよね。
柚希そこがわかって、うまく進み始めました。同じ熱いものを持っている者同士の、勘違いというか行き違いがどうなるのか。
――作・演出の小林香さんには、どんなことを求められていますか?
柚希「こういう人みたいになって」とおっしゃられるのがどれも寡黙な男性なんです(笑)。
美弥田中邦衛さんっておっしゃってましたよね。
柚希そう!田中邦衛さんみたいにとおっしゃるから、イメージがまだしっかりついてないんですけど。寡黙だけれどいざというときにリーダー感がある、というのが私の役で、そこの兼ね合いはまだ探しているところです。
美弥難しいですよね。
柚希難しい。やっぱりスタントウーマンだからボーイッシュなところもあるし、寡黙で田中邦衛さんみたいなところもあったりするし。なんとか初日までに見つけられたらなと思います。
美弥私が演じるハロッズも、子役時代に有名になったけど、そのあとは売れず残念なセレブになっている、という人なんですけど、その出し具合が難しくて。