2022年5月4日 12:00
“イッキ見”必至の新シリーズが配信中。監督が語る『ULTRAMAN』シーズン2
と思う中で、我々もタロウのことが理解できましたし、6話で描く以上、仮に他のドラマが手薄になってしまうことがあったとしても、タロウを中心にしようという割り切りができたんです。
荒牧僕らが内山くんに「こういうのやりたいでしょ?」ってつついた部分もあったんですよ(笑)。彼ならきっとできるし、前シーズンではレイアウトもやってくれていたので、今回はシリーズ監督として僕らとやりとりしたり、僕らがバックアップしたりしたりしながら作っていった。それが結果的にはすごく良かった。
神山少なくとも僕はヒーローが集まっていくことに“やったー!”と思う世代ではなくて、ひとりのヒーローを掘り下げていく方が好きなんです。集まってくると技とかもどんどんインフレーションを起こすし、この面白さって一体、どこにあるんだろう?って思ってたんですよ(笑)。でも、内山くんはヒーローが集まることにちゃんと価値を見出していたから、彼がそのことを僕らにちゃんと伝えることができたら、お客さんにも伝わるだろうと思ったんです。
シーズン2に込められた“隠しスパイス”とは?
『ULTRAMAN』シーズン2
神山監督が“第三の価値観”と表現する内山監督が新たに加わったことでエピソードやキャラクターが整理され、6話と限られた時間の中で観客が“イッキ見”したくなるような脚本が用意された。