記録尽くめの川崎フロンターレはどこまで行く? 記憶にも残る特別な明治安田J1がいよいよ最終節
だが、このままズルズルと後退しないのは、さすがチャンピオン。12月16日・等々力陸上競技場でのホーム最終戦で本来の姿を取り戻した。
興梠慎三(浦和レッズ)(c)J.LEAGUE
11分にPKを興梠慎三に決められ浦和レッズに先制を許すも、試合は完全な川崎Fペース。ボールを握り、隙を伺い、ゴールに迫る。相手ボールになってもすぐさま奪い返し、攻撃を作り直す。
決定機も次々と生まれる。31分にMF中村憲剛のコーナーキック(CK)をCBジェジエウがヘッドで叩き込むもポストに嫌われ、43分にはウイング三苫薫のシュートをGK西川周作がはじき、FW小林悠が詰め同点と思われたが、エースのシュートは倒れ込んだCB岩波拓也に当たってしまう。
前半45分で川崎Fのシュートは打ちも打ったり14本、対する浦和はPKの1本のみ。
川崎Fはゲームを支配しながら0-1で折り返した。
守田英正(川崎フロンターレ)(c)J.LEAGUE
後半に入っても攻める川崎F、耐える浦和の構図は変わらない。そんな中、ついに川崎Fが追い付く。53分、アンカーの守田英正が見事にコントロールされたミドルシュート一閃。
中村憲剛(川崎フロンターレ)