くらし情報『出演者&監督が分析!『キングスマン』シリーズ“独自の魅力”とは?』

2021年12月30日 12:00

出演者&監督が分析!『キングスマン』シリーズ“独自の魅力”とは?

ファインズが語る通り、本作にはスパイの秘密道具を用いたアクションシーンもあるし、国際的な陰謀が描かれるし、個性的なメンバーが集結してミッションにあたるチームドラマも描かれる。でもそれだけでは『キングスマン』にはならない。

本作では怪僧ラスプーチンを演じたリス・エヴァンスは本シリーズの鍵は監督のマシュー・ボーンにあると分析する。「本シリーズのファンはマシュー・ボーンの映画を観て満足するだけじゃなくて、“満足してかつ驚かせてくれる”ことを期待してると思うんだ。マシューの映画には、角を曲がる度に新たな驚きが待ち構えている。つまり、マシューの映画を観るって、映画的な目眩を体験しているようなものだと思う。それが最高なんだよ!」

シリーズ全作を手がけるマシュー・ボーンはアクション、ドラマ、キャラクター表現に長けた才人で、大掛かりなアクション描写にちょっとした笑いや観客の意表をつく表現を混ぜて観る者を翻弄する“油断できない”映画作家だ。公開中の『…ファースト・エージェント』でも観客に“まぁこうなるだろうな”と想像させる展開を描いたあとに、それを華麗に裏切った展開を描いて物語にリズムをつけたり、通常のアクションではサッと通りすぎる場面にアクセントをつけて独自のカラーを出していく。

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