2022年10月17日 18:50
idom、クボタカイらが強烈な個性をぶつけ合った『CLAPPERBOARD』第10弾のオフィシャルレポート到着
八木海莉
今年4月にリリースされた1st EP『水気を謳う』のオープニングを飾っていた「お茶でも飲んで」では、笑顔で<お話にならないよ>と自問自答を繰り返し、同作に収録されたシティポップ「海が乾く頃」では、会いたくても会えない人への思いが詰まった感情をSEとして流れる波の音に紛らわすように表現。
MCでは、「先月、初めてワンマンライブをして。今日は他のアーティストさんとライブをするのが初めてで緊張しています」と正直な気持ちを吐露し、TVアニメ『魔法科高校の劣等生 追憶編』の主題歌に起用されたデビュー曲「Ripe Aster」で、強い信念を持って生きていく姿勢を歌声で示すと、彼女の清く凛とした佇まいに観客の目は釘付けになった。
クボタカイがフリースタイルで届ける今、この瞬間
この日のトリを務めたのは、adieuやSnow Manらへの楽曲提供でも知られるラッパーでシンガーソングライターのクボタカイだ。ギター、ベース、ドラム、キーボードというフルバンド編成でステージに登場した彼は、「しゃべるより音楽がしたい!」と声を上げ、全7曲をシームレスに繋ぎ、ノンストップでパフォーマンス。
ラテンのフレーバーも感じるブギーファンク「ひらめき」