2021年11月28日 22:00
くるり岸田、サバンナ高橋&ニューヨーク嶋佐とトークライブ くるりの25年を振り返る
と岸田が話すと、「そんなことある?」と高橋が鋭くツッコミを入れる。さらに、「昔からなんですけど、誰でも入っていいよっていうバンドでもあったんですよ」という岸田に、「そんな図書館みたいなバンドありますか?」と高橋が畳み掛け、会場は笑いに包まれた。
2016年にリリースされた「琥珀色の街、上海蟹の朝」の話題では、高橋が「なんなのこの曲?」と質問。岸田は「若いマネージャーに新曲書いてくださいって怒られて。若い子が鼓舞してくれたから、ラップにしよかって」と楽曲制作の経緯を話すと、「理由、浅っ!」と驚く高橋に、嶋佐は大爆笑だった。この曲の一般応募で制作されたMusic Videoには、高橋が一般応募したイラストが採用されたそう。
最後は最新アルバム『天才の愛』の話題に。「聴き心地がややこしい感じのアルバムで。
コロナの期間、籠って作っていろいろやったから、多分5年後ぐらいに“あ、こういうことか!”ってなるようなアルバムじゃないかなって。“5年殺し”みたいな(笑)」と岸田がポツリ。「『天才の愛』、2026年にもっかいしゃべりましょうか」という高橋に嶋佐も同意した。約50分ながら濃い内容のトークが繰り広げられ観客は満足そうだった。