くらし情報『完璧な相棒の“不安定さ”を描く。E・リリーが語る映画『アントマン&ワスプ』』

完璧な相棒の“不安定さ”を描く。E・リリーが語る映画『アントマン&ワスプ』

前作の結末でホープは父と和解し、スコットとも仲良くなるが、彼女を演じたリリーは最新作でも「ホープの不安や孤独、もろさを演技で表現することを目標にした」と語る。「ホープは8歳の時に母親を失って、父親に頼りたくても不在で、彼女はひとりぼっちで育ったんですね。人間がひとりで成長していかなければならないことほど、さみしいことはありません。その結果、彼女は強くて有能な女性になりましたが、誰かと一緒に行動することを学ばないまま大人になってしまいました。相手に弱みを見せたり、時には誰かに頼ることを知らない女性なわけです」

最新作でホープは、“死んだ”のではなく、特殊スーツを着て縮み続けた結果として“量子の世界”に旅立った母を救うべく、父のピム博士と計画を練る。その過程で、親子は再びスコットと行動を共にし、ホープは“ワスプ”としてアントマンとタッグを組むことになる。「彼女が“完璧な相棒”と言われたら、私は演技に失敗したと思うんです。というのも、私は彼女の不安定さを表現したいと思っていましたし、ホープはこの物語を通して、これまでに学んでこなかったこと、つまり誰かと一緒に行動することを知っていくわけですから」

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