くらし情報『完璧な相棒の“不安定さ”を描く。E・リリーが語る映画『アントマン&ワスプ』』

完璧な相棒の“不安定さ”を描く。E・リリーが語る映画『アントマン&ワスプ』

彼女が語る通り、ホープ=ワスプは完璧な女性ではなく、アントマンとの関係もどこかぎこちない。それはアントマンがアベンジャーズと一緒に行動したせいで、特殊スーツの秘密が世の中にバラされてしまったことも関係しているが、多くの部分はホープの生い立ちに関係がある。そこでリリーは本作を演じる上で「ピム博士を演じたマイケル・ダグラスの演技から大きなインスピレーションを受けた」と振り返る。「母のいないホープは父を模範に育ったはずですが、ピム博士はご存知の通り、他人を寄せつけない人間なんです(笑)。結果として、他人に対する扱いの悪いピム博士と同じようにホープも育ったはずだと考えて演技を組み立てていきました」

このプランは結果として、映画のタイトルにもなっている“アントマン&ワスプ”の関係を描くことにも重要な役割を果たしたようだ。「ピム博士は他人は寄せつけないのに、なぜかスコットだけは彼の心の中に入っていくことができて、結果的にアントマンになるわけですよね? 同じようにスコットはホープの心の中にも入っていける人物なんです」

他人に心を開かないピム博士、彼を見て同じように育った娘ホープ=ワスプ、ふたりが愛する妻であり母ジャネット、そして頼りないけど相手の心の奥深くまで入っていける男スコット=アントマン。

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