新国立劇場バレエ団、小野絢子と米沢唯がのぞむ『ホフマン物語』のヒロイン像
また男性と組むとき、両手を繋いで複雑に絡ませて手で体を回すといった動きが多く、覚えるのが大変でした。一見さらっと踊っているように見えて“玄人受け”する振付ではないかと思います。
(撮影:鹿摩隆司)
小野 今回、大原先生にリハーサルを見ていただくのは久しぶり。この作品に命を、エネルギーを吹き込んでくださいます。先生がこの作品を振付家から直接習われたということはとても大きいこと。スコティッシュ・バレエではオリンピア、アントニア、ジュリエッタを全部踊られていて、この作品に対して強い思い入れもある。もちろん、リハーサルでは苦労することもあるけれど、先生に指導していただくことで方向性がしっかりと決まりますから、安心ですね。
(撮影:鹿摩隆司)
取材・文:加藤智子
<公演情報>
新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』
振付・台本:ピーター・ダレル
音楽:ジャック・オッフェンバック
編曲:ジョン・ランチベリー
美術:川口直次
衣裳:前田文子
照明:沢田祐二
出演:新国立劇場バレエ団
指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京交響楽団
2024年2月23日(金・祝)~2月25日(日)
会場:東京・新国立劇場 オペラパレス
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2347522(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2347522&afid=P66)