ASKA「今しか歌えない歌を」コロナ禍での“新しいリアル”を語る【ロングインタビュー】
ASKA:僕が音楽活動を再開したときに最初に声をかけてくれたのがbillboardさんで(※2018年『ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-』)、ま、ああいう状態のときに声をかけてくれたことに僕は一生の恩を感じています。その次のツアーでバンドツアーに戻り(※2019年『ASKA CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA - 40年のありったけ - 』)、で、また声をかけていただいたのが、今回映像作品となる『ASKA premium ensemble concert -higher ground-』だったんですね。前回(2018年)からタームが近かったことは気になりました。でも僕としてもまたご一緒したいという気持ちがあった。何か面白いものが作れないかなって考えたんですよ。そのときに、billboard classicsの華やかな女性チームがステージを彩って、バンドと一体になり、さらにそれでツアーをする、という形が見えたんです。こういう形でストリングス・チームを引き連れて全国ツアーがやれるなんてことは考えたことがありませんでした。