くらし情報『山下智久、映画『SEE HEAR LOVE』ロングインタビュー 役作りや監督業、そして歌手活動について語る』

2023年7月1日 12:00

山下智久、映画『SEE HEAR LOVE』ロングインタビュー 役作りや監督業、そして歌手活動について語る

ただそれでももう一度立ち上がろうと思えたのは、家族の支えだったと聞いて。「やっぱり人なんだな」ということをすごく感じました。

山下智久、映画『SEE HEAR LOVE』ロングインタビュー 役作りや監督業、そして歌手活動について語る

『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners
──もし自分が視覚を失ったとしたら……。

怖いですね。自分の家の中でさえ目隠しをしたら何がどこにあるか全くわからなかったので、想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないかと思います。それだけ視覚に頼って生きているってことで……。

この作品では視覚を失ったことで気付けることや、感じるものがあるということを一つのテーマとしているのですが、やっぱり想像するとすごく怖いです。

──視覚を失ってしまう真治という役を通して、ご自身の中で感じたことはありますか。


周りにいてくれる人の大切さをより実感しました。目隠しをして外を歩くこともやってみたんですけど、ホントに周りの人がかけてくれる声だけが頼りというか、こんなにも聞くことに集中したことはないと感じました。

そういう意味で、視覚があるときとは全く違う神経を使うんだろうなって。見えない方は相手の声のトーンで嘘をついているとかの感情がわかるらしいんですけど、その感覚も少しわかりました。

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