04 Limited Sazabys、全国ツアー『Harvest tour』ファイナル公演オフィシャルレポ
も特別に聴こえるから音楽って面白い。
僕たちはきっとこれからも色んな困難にぶつかると思う。判断に間違うことだってあると思う。だけど何十回だって軌道修正出来るんだって「Jumper」で背中を押してくれるから何十回だって挑戦しようと思える。起きたことをなかったことにするには犠牲が大きすぎると思っていて、全てがあの頃に戻るっていうのだったら、亡くなった人がひとり残らず生き返らなきゃ元に戻ったなんて言えないと思う。だからこそ踏み出す1歩が大切で、それを04 Limited Sazabysは「新しい歩幅で進む」と歌う。この数年で僕らは新しい僕らになった。La Vie en Crisisのダークオブ田中がライブ中に「運命共同体」という言葉を口にしたけれど、本当にその通りなのだ。
こんな時代を共有していて、そんな時代から愛と光を放とうとしている04 Limited Sazabysと僕たちは運命共同体そのものだ。
「Galapagos II」から「Galapagos」への流れも嬉しかった。ライブハウスで当たり前に楽しむことを何処か後ろめたく思ってしまう時期もあったし、今でもライブハウスに行くことを隠さないといけない人だってまだいると思う。