くらし情報『04 Limited Sazabys、全国ツアー『Harvest tour』ファイナル公演オフィシャルレポ』

04 Limited Sazabys、全国ツアー『Harvest tour』ファイナル公演オフィシャルレポ

歓声が静寂を切り裂くと、ステージに現れたのは「ネオ名古屋系」ともいえるヴィジュアル系バンド、La Vie en Crisisのパーシー北村、朧月影丸、ローズ石川、ダークオブ田中の4人。会場に緊張が走る。彼らは今回のツアーに『JAPAN TOUR 2023 ~FIGHTINGANGRY LOVE~』と名付けている。そのタイトル通り、彼らは今日、名曲「F.A.L」をなんと2回も披露してくれたのだ。この愛の深さ、戦う姿勢、さすがLa Vie en Crisisである。特筆すべきは彼らを形成しているものが90年代初期、2000年代、2010年代のそれぞれのヴィジュアル系要素を兼ね揃えていることだ。それは楽曲だけでなく、その容姿にも顕著に表れていて、まさに「ヴィジュアル・ショック」の名に相応しい存在感を放つパフォーマンスがZepp Nagoyaに華を咲かせた。La Vie en Crisisが演奏したのは「F.A.L」のみ。
まさに瞬間の美学である。この後、今回のツアーのクロージングアクトとして登場した04 Limited SazabysはLa Vie en Crisisにとって運命共同体。クロージングアクトだと言っておきながら、ここから2時間弱ライブをした04 Limited Sazabysの気合いだって、しっかりとZepp Nagoyaに伝わったと思う。

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