くらし情報『TRUE、初の“全曲アニソン縛り”ライブ『ANISON COLLECTION』オフィシャルレポート』

2024年3月5日 18:00

TRUE、初の“全曲アニソン縛り”ライブ『ANISON COLLECTION』オフィシャルレポート

そう一礼し始まった「ailes」は、ピアノ、サックス、バイオリンとともにスタート。それぞれの音色がTRUEの歌声と美しく共鳴し、温かな彩りをもたらした。そして、何かにとらわれたようにべったり座り込んだり脱力した姿と、立ち上がり、解放感たっぷりに歌う姿のコントラストが鮮やかな「Story of Lucifer」から、「黎明」へと続ける。切実に訴えかけるような、あるいは怯えたような……。ここまでのTRUEとは全く違う表情や、檻のように彼女に迫っていくレーザーの光が印象的だった。

TRUE、初の“全曲アニソン縛り”ライブ『ANISON COLLECTION』オフィシャルレポート


ここからは唐沢美帆として作詞した楽曲のセルフカバーコーナー。タオルを振り回しながら「ケサランパサラン/every♥ing!」をキュートに歌い、「スタートライン!/せな・りえ from AIKATSU☆STARS!」で明るくエールを届ける。スタンドマイクを使った少し大人な表現の「眠れる本能/YURiKA」は、落ち着いた照明の中にその色っぽさが際立つ。
バンドメンバー紹介を交えた「閃光のPRISONER/南里侑香」は、「暗闇を撃て」という歌詞に合わせてゆっくり指で撃ち抜いたあとのニヤリ顔がたまらない。

続くMCでは、「この10年間を振り返ったときに、TRUEとして歩んできた10年の軌跡、そして、唐沢美帆としてたくさんのアーティストさんと出会って共に歩んできた10年の軌跡は、どちらもなくてはならなかったもの。

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