くらし情報『鍵となったのはオーストラリアへの愛 『渇きと偽り』製作チームによるコメント解禁』

2022年9月21日 12:00

鍵となったのはオーストラリアへの愛 『渇きと偽り』製作チームによるコメント解禁

既に続編も撮影開始されている本作。待望となる日本公開が迫っている。

この原作で世界ミステリ文学賞の頂点である英国推理作家協会賞「ゴールド・ダガー」を受賞したジェイン・ハーパーは、もともとイギリスに生まれ、8歳の時に家族でオーストラリアに移住したが、その後大学進学のためにイギリスに戻っている。

ジャーナリズムを専攻し、記者の職に就くも作家の夢を諦めきれず、オーストラリアに戻って処女作である本作を書き上げた。オーストラリアの現代社会を色濃く反映した本作はオーストラリアへの愛と、さらに外部からの視線をあわせ持つ彼女でしか描けなかった物語といえるだろう。

原作を出版前に見つけたのは『ゴーン・ガール』などを手掛けハリウッドでも活躍するオーストラリア出身の映画プロデューサー、ブルーナ・パパンドレア。

彼女は本作に惹かれた理由を「本作はジェインの処女作なのに素晴らしい出来だった。気候変動がオーストラリアの町にどれほど大きな影響を与えているのか、情熱を以って伝えた作品だと感じました」としている。
ところで実在する土地に起こり得る事件を描いた作品といえば、2018年に日本で公開され口コミの高さが話題を呼び大ヒットとなったジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン共演の『ウインド・リバー』が記憶に新しい。

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