『グランメゾン・パリ』サン・セバスティアン国際映画祭に招待で鈴木京香が現地へ
と話し、本人からも役柄からも伝わる料理を愛する姿勢に、ディナー参加者も深く感銘を受けた様子だった。
最後にディナーに参加した一般客から「僕は何年も前から、このキュリナリー・シネマ部門に観客として参加しているけれど、今までにこの部門で観た映画の中でも最高だったと思います」という発言が出た際には、鈴木も言葉を噛み締めるように何度も頷き、現地の映画ファンと喜びを分かち合っていた。
さらに、今回初めてサン・セバスティアンを訪れた鈴木は、スクリーニングの前に各名所で撮影を敢行。まず訪れたのは、100店以上のバルが立ち並ぶ旧市街。平方メートルあたりのミシュランの星の数が世界で一番多い街として有名なサン・セバスティアンらしく、道の両脇にバルが並び、昼間からお酒を楽しむ人でにぎわっている通りを、鈴木も興味深そうに散策していた。
バル通り歩く鈴木京香
その中のひとつの店舗では実際に、スペイン・バスク地方ならではのお酒・チャコリ(微発泡ワイン)を片手に、ピンチョス(スライスしたバケットに具をのせたおつまみ)に舌鼓を打ち、サン・セバスティアンの醍醐味であるバル料理を満喫。
その後は、山の上に立つミラマール宮殿へ。