くらし情報『【おとなの映画ガイド】昭和レトロな空気をまとったジャズ・ファンタジー、池松壮亮主演の『白鍵と黒鍵の間に』』

2023年9月25日 12:00

【おとなの映画ガイド】昭和レトロな空気をまとったジャズ・ファンタジー、池松壮亮主演の『白鍵と黒鍵の間に』

『白鍵と黒鍵の間に』 (C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会

(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会



2月に公開されたアニメ『BLUE GIANT』の大ヒットで、ジャズと映画の相性のよさが再評価されているなか、この秋にも一本、ジャズの魅力を放つ『白鍵と黒鍵の間に』という作品が、10月6日(金) より公開される。ジャズピアニスト、南博の修行時代を綴った回想記『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』を、『素敵なダイナマイトスキャンダル』の冨永昌敬監督が、池松壮亮を主演に大胆にアレンジ。銀座のナイトクラブの、ジャズが流れる一夜を幻想的な群像劇に仕立てあげた。どこか懐かしく、コミカルな味もあるおとな向きの映画だ。

『白鍵と黒鍵の間に』

ピアノ弾きのサムが『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』を弾きだすと、「サム、その曲はやめろといっただろう」と、ハンフリー・ボガート扮するクラブのオーナーが止めようとする。それは、彼が悲恋とともに封印した曲だった──。

永遠の傑作『カサブランカ』のそんな名シーンを思い起こさせる、酒場とピアノと曲にまつわるエピソードが、この映画にも登場する。


【おとなの映画ガイド】昭和レトロな空気をまとったジャズ・ファンタジー、池松壮亮主演の『白鍵と黒鍵の間に』


1988年(昭和63年)の年の瀬。銀座といっても場末のキャバレーで、新米のピアノ弾き「博」

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