くらし情報『豊原江理佳・前山剛久らが手話で紡ぐ切実な想い『ゆびさきと恋々』ゲネプロレポート』

2021年6月7日 19:00

豊原江理佳・前山剛久らが手話で紡ぐ切実な想い『ゆびさきと恋々』ゲネプロレポート

A New Musical『ゆびさきと恋々』より


A New Musical『ゆびさきと恋々』が6月4日に開幕。初日前に行われたゲネプロの様子をレポートする。

森下suuが講談社の少女マンガ雑誌「デザート」にて連載中で、2020年のananマンガ大賞を獲得した本作。舞台化されるにあたって、脚本を飯島早苗、演出・脚本を田中麻衣子が手がける。劇中では、聾者の女子大生・雪(豊原江理佳)と大学の先輩・逸臣(前山剛久)を中心とする人間模様が展開。バックパッカーとして世界を飛び回る逸臣との出会いによって世界を広げる、雪の前向きな姿が描かれる。


豊原江理佳・前山剛久らが手話で紡ぐ切実な想い『ゆびさきと恋々』ゲネプロレポート


電車で外国人に道を聞かれ、困っていた雪を逸臣が助けた二人の出会いから物語は加速していく。聴覚障害を特別視せず、「君と話したいから」と手話を積極的に学ぼうとする逸臣に惹かれる雪。しかし二人が仲を深めるほどに、雪の幼なじみ・桜志(池岡亮介)、逸臣の高校の同級生で彼に想いを寄せるエマ(青野紗穂)と、そのエマを好きな心(中山義紘)は複雑な心境に苛まれて──。

豊原江理佳・前山剛久らが手話で紡ぐ切実な想い『ゆびさきと恋々』ゲネプロレポート


ゲネプロは、雪が生きる“静寂”の世界をイメージさせる演出で幕開け。キャストはパントマイム、印象的な息遣いなどで客席を劇世界へといざなう。特に中盤を過ぎたころに披露される「わたしの手・あなたの手」

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