くらし情報『マカロニえんぴつの美学「演奏している姿が浮かぶような音像に」』

2024年3月11日 08:00

マカロニえんぴつの美学「演奏している姿が浮かぶような音像に」

マカロニえんぴつ (撮影:友野雄)

(撮影:友野雄)



『ミニオンズ』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などを打ち出してきたIlluminationの新作アニメーション映画『FLY!/フライ!』が公開を迎える。マカロニえんぴつ書き下ろしの主題歌『月へ行こう』は、狭い場所しか知らないカモの家族が大冒険をする物語のエッセンスを、一つひとつの歌詞やメロディに落とし込んだ。

「聴いた人が、暗い気持ちにならないような歌にしたい」――作詞作曲を担当するボーカル&ギター・はっとりが込めた思い、そして、メンバー全員で目指した音作りとは。

映像の臨場感、精神的な成長、そして家族愛

マカロニえんぴつの美学「演奏している姿が浮かぶような音像に」


――Illumination新作『FLY!/フライ!』は、一度も故郷を出たことのないカモの家族が、外の世界を夢見て飛び出し大冒険する物語です。映画をご覧になって、どういった印象ですか?

はっとり(Vo, G)『FLY!/フライ!』は波乱万丈がわかりやすく、ユーモアに富んでいて、皮肉めいた描写もある。とくに小さな子は夢中になって観るだろうな、と思いました。僕がいちばんすごいな、と思ったのは、飛翔しているシーンの映像の迫力です。僕たち人間は絶対に経験できないじゃないですか、飛んでいるときの主観のアングルは。

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