2024年3月11日 08:00
マカロニえんぴつの美学「演奏している姿が浮かぶような音像に」
って勇気を出す。家族や仲間を、体を張って守る。そんな気持ちの強さが移り変わっていくのを見て、自分も、安心な場所に居続けるだけじゃなく攻めようって思えました。音楽でもそうですし、人としても。
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演奏している姿が浮かぶような音像に
――今回のオファーを受けたときの気持ちを聞かせてください。
はっとり『ミニオンズ』シリーズも人気ですし、他の有名な作品も観ていたので、主題歌のお話は嬉しかったです。受けない理由がありませんでした。信頼感のある素敵なアニメーション・スタジオだと思っていたので、一層、頑張らないと、と思いながら曲作りに入りました。
――曲作りの過程で、どんな点を意識されましたか?
はっとり作品のテーマから離れすぎないようにしました。自分の小さな気持ちの変化、あるいは変わることのない大事な美学とか、そういったものを「月」っていう大げさな言葉を使って表現して。この映画が打ち出している「誰かのための愛情」とか、そういったメッセージを汲み取りつつも、聴く人が決して暗い気持ちにはならない歌にしたい。