2023年7月17日 12:00
石田ひかり×ペヤンヌマキ ひと筋の希望になるような「優しい舞台」を 待望の舞台化『ピエタ』がいよいよ開幕
とお話しされていましたね。
石田あれは、もう〜!(一同笑)
ペヤンヌ「本物の貴族だ」って言ってましたよ(笑)。
石田私も「言っておいたから!」って言われました。台詞にもあるんですよ。「あの子は生まれながらの貴族」とか……、すごく出づらいんですけど(笑)。
ペヤンヌリーディング公演の時にもう、「あっ、貴族だわ」って思いましたよ。気品があるんですよね。
石田もうやめてください〜!お姉様方にいじられて、楽しいです(笑)。
──石田さんは、ヴェロニカをどんな人物と捉え、立ち上げようと考えていらっしゃいますか?
石田最初は私、わりと深刻な感じで台本を読んでいたんですけど、小泉さんやペヤンヌさんから「もうちょっとカラッとしていいんじゃないか」とアドバイスをいただいて。それは私にはなかった発想でしたね。ヴェロニカは貴族であってもいろんな事情を抱えて生きている、その中で、私は“孤独”を強く感じ過ぎていたのかもしれなくて。もちろん根っこには孤独を大事に残しつつ、表面的にはもうちょっと明るく振る舞ってもいいのでは……と言われて、そうだったかもしれないなと。稽古のなかで、いろんなことを試してやってみたいなと思っているところです。