くらし情報『スピルバーグ監督が最新作『フェイブルマンズ』の製作秘話を語る「この作品に別れを告げるのは、これまでで一番辛かった」』

2023年3月3日 17:00

スピルバーグ監督が最新作『フェイブルマンズ』の製作秘話を語る「この作品に別れを告げるのは、これまでで一番辛かった」

映画『フェイブルマンズ』より (C)Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

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スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『フェイブルマンズ』が、本日3月3日(金) に全国公開された。

『フェイブルマンズ』は、スピルバーグの子ども時代に由来した成長譚であり、映画製作に人生を捧げた彼の原点に迫る物語。「私の作品のほとんどが、成長期に私自身に起こったことを反映したものだ。たとえ他人の脚本であろうと、映画制作者が入れ込むものはすべて、否応なく、自分の人生がフィルム上に零れ落ちてしまう。これはどうしようもない。しかし『フェイブルマンズ』で描いているのは、比喩ではなく、記憶なんだ」とスピルバーグが語るように、今まで彼が手がけてきた映画とは一線を画す、とりわけ特別な思いが詰まった作品となっている。

「これこそ自分がずっと考えてきた映画だ」とスピルバーグは言うが、このプロジェクトを真剣に検討し始めたのは、本作で共同脚本兼プロデューサーを務めているトニー・クシュナーと深い関係を築くようになってからのことだったという。ふたりは16年以上にわたる断続的なインタビュー、濃密な会話、スピルバーグが冗談半分で“セラピー”に例えた執筆セッションを経て、スピルバーグの子ども時代の決定的な体験を『フェイブルマンズ』というフィクションに昇華させた。

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