くらし情報『【第46回日本アカデミー賞】『ある男』が最優秀作品賞をはじめ最多8部門に輝く 注目の最優秀アニメ作品賞は『THE FIRST SLAM DUNK』』

2023年3月10日 23:05

【第46回日本アカデミー賞】『ある男』が最優秀作品賞をはじめ最多8部門に輝く 注目の最優秀アニメ作品賞は『THE FIRST SLAM DUNK』

第46回日本アカデミー賞授賞式より 写真提供:東京写真記者協会

写真提供:東京写真記者協会



第46回日本アカデミー賞の授賞式が3月10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、平野啓一郎の同名小説を石川慶監督が映画化した『ある男』が最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞(妻夫木聡)、最優秀助演女優賞(安藤サクラ)と最優秀助演男優賞(窪田正孝)など最多8部門に輝いた。

弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者・里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。長年疎遠になっていた大祐の兄が「遺影に写っているのは大祐ではない」と話したことから、愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明する。窪田正孝が里枝の夫になりすましていた“ある男”を演じた。

妻夫木は『悪人』(第34回日本アカデミー賞)以来、2度目の最優秀主演男優賞。前回はスケジュールの都合で、授賞式には中継で参加しており「こうして実際に(ブロンズを)いただくことができて、本当にうれしいです」と喜びの声。石川監督とは、長編デビュー作の『愚行録』に続くタッグで、「脚本の向井(康介)さんもそうですが、またご一緒させてもらい、企画の段階からディスカッションしながら、作品に取り組ませてもらった」

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