2022年2月3日 07:00
山田涼介、本気のバカバカしさ満載の世界にブレずに立つ!
(C)2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会
突如、出現して世界を蹂躙する大怪獣。もしも運よくこの大怪獣を撃退できたとして、残されたその巨大な死体はどう処理すればいいのか――? 映画『大怪獣のあとしまつ』は、大怪獣が登場する空想特撮エンターテイメントであると同時に、ミッションに従事する人々を描いたお仕事映画であり、さらには未曾有の厄災のその後…“アフターコロナ”の世界を暗示する社会派映画でもある。主人公の特務隊員・帯刀アラタを演じるのは山田涼介。「時効警察」シリーズをはじめ、独特の笑いが魅力の三木聡監督作品に初参戦となった山田は、ゆるい笑いの中にもいくつものテーマ性をはらんだ本作にどのように挑んだのか?
――松竹と東映が共同幹事・共同配給という形で初めてタッグを組んで、豪華キャストを擁して制作された本作ですが、主演としてプレッシャーはありましたか?
プレッシャーというほどのものはそこまで感じなかったですね。僕のやることは、とにかくアラタを演じ切ること。(共演者が)誰だろうが、配給がどこであろうとやることは変わりません。単純に映画への興味、自分の役をどう演じようかというワクワクの気持ちのほうが大きかったです。