くらし情報『市川染五郎、1月の歌舞伎座『息子』での祖父、父と3人芝居に喜び』

2024年1月2日 12:00

市川染五郎、1月の歌舞伎座『息子』での祖父、父と3人芝居に喜び

と充実した表情を見せる。

『息子』はお尋ね者となって大坂から逃げてきた若い男(幸四郎)と火の番の老爺(白鸚)の会話を中心に展開。互いの身の上を語る中で、実はふたりが親子であることがわかってくるという人間ドラマで、染五郎はお尋ね者の金次郎を探す捕吏を演じる。

祖父、父との競演について染五郎は「3人だけの作品というのは踊りならありますけど、こういうセリフ劇ではなかなかないので、それを祖父と父とやらせていただけるというのは嬉しいですね」と語る。

市川染五郎、1月の歌舞伎座『息子』での祖父、父と3人芝居に喜び


こちらも既に稽古が始まっているが(12月下旬取材時)、「日常会話を自然に、本当に日常で会話しているようなラフな感じで、生活感みたいなものを見せられたらと言われています。何度も繰り返し稽古をして、意識しなくても言えるくらいのところまでやっていかないと生活感というのは出せないと思っていて、時代物のセリフともまた違って、普段から喋っている感じ、普通の会話がすごく難しかったりします」とも。

物語についても「金次郎が、いつ火の番が自分の父親であると気づくのかという部分もいろんな解釈があるみたいで、実は最後までわからないという解釈もあるそうです。父がどう演じるのかわかりませんが、(白鸚と幸四郎が)

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