くらし情報『市川染五郎、1月の歌舞伎座『息子』での祖父、父と3人芝居に喜び』

2024年1月2日 12:00

市川染五郎、1月の歌舞伎座『息子』での祖父、父と3人芝居に喜び

実際の親子という部分をお客さまが重ねて見るというのもこの作品の楽しみ方かなと思っています」と見どころを明かしてくれた。

2023年はさまざまな役を演じた1年となったが、最も印象に残った作品、役柄を尋ねると第39回俳優祭(国立劇場)での『菅原伝授手習鑑』の吉田社頭車引の場における松王丸の役を挙げた。

「お客さまにとってもそうだと思いますが、高麗屋というと『勧進帳』の弁慶、や『菅原伝授手習鑑』の松王丸、『伽羅先代萩』の仁木弾正など、スケールの大きな立役のイメージがあるので、THE 高麗屋と言える役をやらせていただけたのがすごく嬉しかったです。祖父に役を教わることも最近はなかなかなかったのですが、松王丸は祖父に見てもらって、声の出し方から決まりの形、小道具の扱い方というところから教わりました。やはり僕は、役者として目標というか、そこに行き着きたいと思っている存在が祖父なので、直接、教わることができて嬉しかったですし、早いうちから祖父にいろんなことを教わっておきたいと改めて思いました」

2024年は1月の歌舞伎座に始まり、2月には博多座、そして4月には四国こんぴら歌舞伎(旧金毘羅大芝居)に出演することが発表されている。

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