くらし情報『【インタビュー】新国立劇場、柴山紗帆×速水渉悟が挑むバレエ『くるみ割り人形』』

2022年12月6日 12:00

【インタビュー】新国立劇場、柴山紗帆×速水渉悟が挑むバレエ『くるみ割り人形』

見応えある振付は、「とても複雑。ひとつのカウントの間にびっしりと動きが詰まっている感覚です」(速水)、「最初はとても難しく感じるけれど、身体が慣れてくると面白味が出てくる。一つひとつの振り、ポーズの間にも振りが詰まっているので、そこをいかにきれいに見せることができるか、というところが難しい」(柴山)と、一筋縄ではいかない難易度のよう。柴山はクララについて「今年はそこにもっと表現を付け加えたい。1幕のクララは少女ですが、2幕のグラン・パ・ド・ドゥではこんぺい糖の精になって王子と踊るので、少し大人びた雰囲気。その違いを出していけたら」。

【インタビュー】新国立劇場、柴山紗帆×速水渉悟が挑むバレエ『くるみ割り人形』

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』2021年公演より 第2幕こんぺい糖の精(柴山紗帆)撮影:長谷川清徳
一方の速水が演じるのは、クララが憧れる、ドロッセルマイヤーの甥だ。夢の中で、ねずみと戦うくるみ割り人形、美しい王子へと姿を変え、クララに寄り添う。
昨年の舞台を怪我でやむなく降板した速水は、今回が初挑戦となる。「グラン・パ・ド・ドゥのあの盛り上がる音楽にとても感動します。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』と並ぶチャイコフスキー三大バレエの一つですから、音楽もとても有名。

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