くらし情報『八月納涼歌舞伎『髪結新三』。中村勘九郎が語る、念願の初役──撮り下ろしスチールも公開』

八月納涼歌舞伎『髪結新三』。中村勘九郎が語る、念願の初役──撮り下ろしスチールも公開

お話をいただいたら、断る理由はないんです。『ゆうれい貸屋』は改めて本を読み、僕らの『ゆうれい貸屋』ができればといいなと思っています。『狐花』については京極先生の世界観、その美しさ、情景を舞台でどう表現できるか、我々にかかっているなと感じています。まだ本はできていませんが、どのくらいしゃべらなきゃいけないのか──大変です、本当に(笑)」

“ドラえもんのアンキパン”が欲しいくらいと冗談めかすが、「でも、楽しまなきゃ!芝居は楽しんだもの勝ち」と前のめり。楽しみつつ、もちろん、歌舞伎を担い、伝えていく者としてのこだわりは、決して忘れない。
「いまの人だからわからない、新しいものをやればいいんだよってなってしまうと、それは歌舞伎ではないなと思います。それは、歌舞伎の終わる瞬間。──ここでまた“教科書”が出てくるわけですよ。
安西先生の『諦めたらそこで試合終了ですよ』って、あの、(漫画の)『スラムダンク』ですけれども(笑)、もうその通りだなと思います」

猛暑の中での納涼歌舞伎。初めて足を運ぶ人も、必ず楽しめる舞台を作ると意気込む。
「外の熱中を避けて、芝居に熱中していただくようなものを作るので、ぜひ足を運んでいただきたいなと思います」

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