2021年11月8日 19:53
第34回東京国際映画祭、東京グランプリは『ヴェラは海の夢を見る』が受賞! 観客賞に輝いた松居大悟監督は感涙
と講評。東京グランプリに輝いた『ヴェラは海の夢を見る』をはじめ、「さまざまな困難に直面する彼女たちは決して被害者としては描かれていなかった。敵を見極め、戦い、勝敗は問わず、皆が未来に目を向けている」と話していた。
『ヴェラは海の夢を見る』は男性優位の環境に抵抗する女性を力強く描いたコソボの女性監督、カルトリナ・クラスニチのデビュー作。夫の突然の自殺の後、ヴェラは家がギャンブルの借金の抵当になっていたことを知らされる。
【『ヴェラは海の夢を見る』カルトリナ・クラスニチ監督のビデオメッセージ】
私の初長編『ヴェラは海の夢を見る』が東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されるとの連絡を受けたとき、大変光栄に感じました。東京と日本は私にとっては夢、そして夢のような映画の国です。また、この映画祭に初めて参加するコソボ映画だったということも大変光栄です。
グランプリを受賞したことを知り、喜びのあまりに泣いてしまいました。本当にありがとうございます。審査員の方々、この物語を実現させるために一生懸命に働いてくれたチーム、キャスト、スタッフに感謝いたします。ありがとう東京、ありがとう日本。
【『ちょっと思い出しただけ』松居大悟監督の挨拶】
東京国際映画祭は4回目の参加で、両手に(トロフィーの)