福岡の初タイトルか? 浦和の7年ぶり3度目の優勝か? ルヴァンカップ決勝が11/4(土)・国立でキックオフ!
初戦は0-1で落としたが、勝負の第2戦では前半の内にシャドーの山岸祐也、左サイドハーフ小田逸稀がゴールを奪い合計スコアで逆転。2年連続4強入りし、次は名古屋グランパスと激突。10月11日・第1戦はハーフタイム直前の2列目の鶴野怜樹のへディンク弾、15日の第2戦は開始早々の1トップのウェエリントンの先制弾を守り抜いて1-0。2試合連続の「ウノゼロ」で初のファイナル進出を決めた。
クラブの新たな歴史の扉を開いた長谷部茂利監督は試合後、「個人的にうれしいし、これまでアビスパ福岡に関わってきた選手、スタッフ、現在関わっているみなさまにおめでとうと言いたい。とにかく選手たちに感謝して、よくやってくれた」と選手たちを労った。
ホセ・カンテ(浦和レッズ)(C)Jリーグ
一方、浦和はグループステージで苦しんだ。川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、清水エスパルスがひしめくBグループ6試合でわずか5ゴールにとどまった。
分岐点は4連続ドローで迎えた第5節・川崎F戦。立ち上がりに先制点を献上するも、後半序盤にホセ・カンテが見の覚めるようなミドル弾を決めると、5試合連続引き分けがよぎった89分にカンテのヘディングがオウンゴールを誘って2-1、初勝利を挙げた。