2023年1月6日 18:00
【インタビュー】ライブアーティストとしての活動を本格化させるやまもとひかるにソロ初ライブへの意気込みを聞いた
実際、ももクロさんの現場では他のメンバーについていくので必死ですし、「みんなで一緒に作ろう!」みたいなバンドはYOASOBIくらいだと思うんで。
──そういうひかるさんが、誰かのバックで演奏するにあたり心がけていることって、どんなことなのでしょうか。
自分で一番いい音を出せるという自信はあるんですけど、やっぱり私を呼んでもらったということは、バカテクを期待しているということでもないだろうし、プロっぽい演奏を第一に求められてるのではないと思うんです。例えばももクロさんのバンドには今まで女性が入ることも、ももクロさんより年下のメンバーが入ることもなかったんですよね。そこに私が入るのであれば無理に合わせることも違うし、自分にしか出せなそうなものを出していきたいなと思うんです。ドシッと構えたプロ級技術とは違う、今の私がいる意味が伝わる演奏をしたいなと思ってます。
──演奏テクニックだけではなく、プラスアルファで求められているものを自覚するということですよね。では今後、ソロ活動とサポートベーシストとしての活動はどのようにすみ分けていこうと考えてますか?
自分の中では、ソロベーシストとして活動して、そういう私に弾かせたいと思ってもらえるような呼ばれ方をしたいなと思っていて。