くらし情報『宮澤エマが「トニー賞」の魅力を語るオフィシャルインタビュー到着「何か感じ取るものが必ずある授賞式」』

宮澤エマが「トニー賞」の魅力を語るオフィシャルインタビュー到着「何か感じ取るものが必ずある授賞式」

――お話のように昨年は台本のない授賞式で生放送での混乱もあったかと思いますが、どのようにご覧になりましたか?

予測不可能なことが多い番組なのに、さらに予測不可能だったのでスタッフの皆さんが大変だったと思います。私は逆に、何を言うんだろう、何が起こるだろう!?といったワクワク感を持って、集中して観ていました。演者たちが自らの言葉で一生懸命にショーをつなぎながら、やはりライターたちが生み出す言葉によって自分たちは支えられている、といったメッセージを強力に伝えて来て。良いホンなしには作品は成り立たないことを一番よく知っているのが演者だと思うんです。そういう意味では“言葉の力”を強く感じるトニー賞だったなと思いました。

――幼い頃からブロードウェイ観劇を楽しんでいらしたと伺っていますが、あらためてエマさんが感じるブロードウェイの魅力とは?

ニューヨークは闘う街だと思うんです。大きな夢や野心を持って何かを成し遂げようと闘う、アグレッシブな人たちが集まる街。ブロードウェイで上演される作品は、何かを賭けて闘いを挑む人たちが作っていると感じるから、行くたびに、“あなたは人生をどう生きているの?”と自問自答させられて。

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