2024年5月13日 16:00
ピーター・シェーファーによる異色作『ブラック・コメディ』上演決定 主演は浜中文一
という不測の事態と、暗闇の中で次から次へと押し寄せる難題の数々に奮闘する主人公をユーモアたっぷりに演じる。
そして、元AKB48/NMB48で現在はレトロポップユニット・FANCYLABOのメンバーとしてアーティスト活動する市川美織が、ブリンズリーの婚約者キャロルを演じる。
また、元宝塚歌劇団トップスターで退団後は名作ミュージカルやストレートプレイに出演する朝海ひかるが、ブリンズリーと同じアパートの上階に住む女性ミス・ファーニヴァルを、劇団☆新感線や状況劇場を経てドラマや映画で活躍する渡辺いっけいが、ブリンズリーの婚約者キャロルの父親で厳格な性格のメルケット大佐を演じる。
<キャスト・スタッフ コメント>
■大歳倫弘
停電の暗闇が引き起こすトラブルによって、ブリンズリーの人生をひっくり返そうという計画は狂い、彼は窮地に陥っていきます。その様子は時に滑稽にも見えますが、どんな状況になっても「なんとかしよう!」と立ち向かう様に、僕はグッとくるものがありました。
僕は、人生で一度くらい、危険でヤバそうな暗闇に向かって突き進んでいい、と思うタイプです。1969年に初演が行われてから、世界中で幾度となく再演を重ねられている今作品ですが、今の日本を生きる我々だからこそ、そのテーマや状況も理解しやすく、身近に感じられる部分が多いように思います。