くらし情報『イニエスタが日本行きを意識したキッカケは、バルセロナの盟友の勘違い!?』

2022年2月18日 12:00

イニエスタが日本行きを意識したキッカケは、バルセロナの盟友の勘違い!?

イニエスタが日本行きを意識したキッカケは、バルセロナの盟友の勘違い!?


Jリーグの30年目となるシーズン開幕を前に、『イニエスタ・ジャパン! 日本に学んだ 人生で大切なこと』を読んだ。日本でアンドレス・イニエスタが見られる幸福をあらためて噛み締めつつ、人間は忘れる生き物だと痛感させたられた。

スペインの至宝がヴィッセル神戸と契約を交わしたのは2018年5月24日のこと。あの日受けた衝撃も、7月22日・湘南ベルマーレ戦でのJ1デビューのドキドキも、2019シーズンのポドルスキ、ビジャとの超豪華揃い踏みのワクワクも、2020年1月1日・国立競技場・『天皇杯』決勝・鹿島アントラーズ戦での初タイトル獲得の興奮も、2021年5月11日に2年間の契約延長を発表した際の安堵も、徐々に薄れていた。Jリーグにイニエスタがいる光景が当たり前になっていたのだ。

この物語は持って生まれた強靭なフィジカルとメンタルを兼ね備えた選ばれし者が日々の超人的な鍛錬によって世界の頂点を駆け上がるサクセスストーリーでもなければ、バルセロナFC、スペイン代表であまたのタイトルを獲得してきたスーパースターによる日本での冒険譚でもない。

本書では親元を離れてバルセロナの育成組織ラ・マシアへ身を投じた12歳の少年の不安と覚悟が刻まれている。

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