2022年2月18日 12:00
イニエスタが日本行きを意識したキッカケは、バルセロナの盟友の勘違い!?
プロとして大事な姿勢や家族の重要性が語られている。『UEFA チャンピオンズリーグ 2018-2019』決勝・マンチェスター・ユナイテッド戦、『アジアチャンピオンズリーグ 2020』準々決勝・水原三星戦でのケガの真相が綴られている。あらためてうつ病を患ったときの絶望も振り返られている。そして日本行きを決めたエピソードも収められている。
5年前の加入発表記者会見の席で、イニエスタは移籍の決め手を「ヴィッセル神戸に提示されたプロジェクトが興味深かったから。神戸は人としてプレイヤーとして私を信頼してくれました。私は日本の文化を楽しみ、プレーを楽しみたいと思います。一番重要なことはその国の文化に馴染むことです。
この国の文化の一部になりたいと思っています」と語っている。
本書でも、
「私は三木谷オーナーが説くプロジェクトに興奮しました。もともと〝ゼロ〞からスタートできるプロジェクトを望んでいた私は、感激しました。
どんなに条件のいいオファーよりも、クラブを率いるトップの確固たる信念や行動力、気配りに高い価値があることがあります。まだまだ歴史の浅いクラブでも、オーナーをはじめ全員が本気でクラブを変えようとしていることが伝わってきました。」